人は彼をカリスマ薬剤師と呼ぶ・・・か? 第2章・駿台生の頃





落ちる・こける・滑るは tan の専売特許だなどと言われ続けた春休みも終わり、駿台生としての新年度を迎える。受験が終わってからまったく勉強はしていなかったが、これからリベンジに向けやる気は十分であった。

同じ高校で薬学部の受験を考えていた友達が2人いた。一人は代ゼミに通うと言いもう一人は自宅浪人をすると言ったので、僕は工学系を受験する同じ高校の友達と駿台に通うことになった。

駿台の授業は高校と同じく朝9時から始まる。当時所属していたコースは、私大薬農系コース。駿台の中でも女のコの比率の高い例外的なクラスだ。大変素晴らしい環境である(笑)。もっとも、環境が素晴らしいだけで、素晴らしい出来事は何もなかったが。

駿台では予習・復習を必ずやることにするぞと心に決めていた。前期の英語のテキストをみると長文と言ってもたいした長さではない。B5版のテキストでいえば、縦半分程度である。そこで、これはすべて訳すことにした。単語力・文法力・構文理解力、かなりこれで伸びたと思う。

問題の数学である。駿台の講師は予習・復習をしろと言っていたが、予習をやろうにもさっぱりわからん。復習を主にやっていたが、授業の直後はやり方を覚えているものの、次の週になるとすっかり忘れている有様。前期のテキストを夏休みにまとめてもう一度復習したが、それでもあまり出来るようにはならなかった。

化学は復習をメインにおこなった。化学の授業は木・金の午後にあり、終わるのが夕方だった。当然、その日は午前中に英語や数学の授業があるわけで、自習室が閉まる8時まで残っていても化学の復習をやる時間はなく、授業のない土曜日に駿台の自習室へ通い木・金の化学の復習をまとめてやっていた。

自習室での勉強ははっきり言って自分との戦いである。眠くはなるし、勉強は飽きるし、おなかは空くし(笑)。それでも、1年間続けられたのは一緒に通った友達のおかげだと思う。

なにしろ、tan は知る人ぞ知る遅刻魔。土曜日は自習室に通い・・・などとえらそうなことを書いたが、到着するのはいつも午後。しかも、その友達が昼前に家に電話してくれるのだ。昼飯を食う相手がいないとつまらんと言う理由で。

それはともかく、重役出勤の tan ではあったが、やるべき勉強は確実にこなすことが出来た。というより、駿台は他の予備校に比べ授業が多く、予習・復習に追われる毎日で自分の問題集をやる時間など(少なくとも tan には)残されていなかった。

前期の駿台ではほぼ毎日英語の長文を読むことになったが、これは英語力の向上に大きく貢献した。相変わらずの数学ではあったが、化学もどんどん偏差値を上げ薬学部受験は十分射程圏に入りつつあった。

今思えば、当然後悔していることもある。それは夏休みの使い方。駿台でも多分にもれず夏休みには夏期講習がある。特に、普段から駿台に通っている学生は優先的に講座をとることが出来るのでここぞとばかりに受講したが、そんな短期間の授業で身に付く量はたかがしれている。これもお金の無駄だった気がしている。極論すれば、夏期講習は必要ない。夏休みは自習室に通い、前期の復習をやるべきなのである。

というのは、せっかく前期に毎日長文を読んでいたのに、夏期講習のために毎日やらなくなくなってしまったのである。後述するが、冬季〜直前には毎日読んでいたので、夏休みには前期に読んだものをもう一度やるか、あるいは新しいものを毎日読んでいれば、更に英語力が付いたのではないかと思っている。

毎日受験勉強に明け暮れる夏休みも終わり、後期授業スタート。後期になって変わったものの一つはのは英語の長文。

今までは全訳することが出来る程度の長文だったが、後期になると文章は更に長くなり、とても全訳出来るほどの分量ではなくなってしまった。そこで、講師の薦めもあり、後期からはわからない部分だけを辞書でひき、問題を解くことに変えた。

英語は長文だけやっていたのかというとそうではなく、授業のテキストや駿台の英頻を使って英文法の勉強もしていたし、英作文の授業もあったのだが、やはり英語は長文が勝負である。アクセント対策とかもやったが、英語の入試問題における長文のウェイトは高く、長文を制するものが入試英語を制すると言っても過言ではないと思う。(英文法などを軽視しているわけではない)

数学は駿台では2種類のテキストを使っていた。一つは2年までの範囲で全クラス共通のテキスト。もう一つは薬農系専用のテキスト。ところが、全クラス共通のテキストは後期にはレベルが高すぎ、薬学部の入試問題よりもはるかに難しくなっていた。

そこで、その授業に関しては出席するだけにし、前期の復習と後期の薬農系テキストだけを勉強することにした。これは成功し、少しずつではあったが数学の成績も人並みと言えるようになってきた。

化学も前期でかなりのレベルに達し(たしか、偏差値70をとった模試があったはず)、後期に入ってからはなんの心配もいらなくなってきた。やがて冬季〜直前となるが、夏期の失敗を胸に、不得意分野の対策のみに冬期講習を活用し(シャレで駿台の有名講師の授業をうけたりもし)入試までわずかとなる。

このあたりに来ると、英語力は満足なものとなり、わからない単語も前後から類推することが出来るようになってきた。このころの偏差値は英語55程度、数学55程度、化学65程度と、私立薬学部の合格も決して夢ではない状況になってきていた。

第3章は、落ちた・・・か?です。


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